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僧帽弁閉鎖不全症

健康な体は何よりの宝物だと言われます。

自分は今年5月に、とある大学病院で

僧帽弁閉鎖不全症の手術を受けました。

僧帽弁閉鎖不全症とは、

心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁が逸脱し、

血液が左心房の方へ逆流するという心疾患です。

この病気の症状らしいものを感じ始めたのは、

7,8年くらい前だったと思います。

あまり記憶が定かではありませんが。

でも、当時はそれほど重症ではなかったし、

普段の生活でも激しい運動を避けていれば、

なんら支障はありませんでした。

症状も人それぞれで、一生軽度のままの方も

おられるそうです。

しかし自分は2年ほど前から仕事中に動悸や息切れ、

体の倦怠感を覚えるようになり、

掛かり付けの先生に経胸壁心エコーで診てもらうと、

心臓が徐々に肥大し始めており

逆流量も増加してきてるようなので、

一度入院して詳しく検査することを勧められました。

そして今年3月に病院を紹介して頂き

精密検査のため2週間ほど入院し、

経食道心エコーやカテーテル検査等をした結果、

血液の逆流量が危険域に達していると告げられ、

とてもショックを受けました。

そこまで悪化しているとは正直驚きでした。

悪化した原因はわかりません。

仕事なのか、はたまたストレスなのか。

僧帽弁は2枚あるそうで自分はその2枚ともが

逸脱してしまっているとのことで、

早めに治療した方が賢明だということでした。

このようなケースはそれほど多くはないそうです。

僧帽弁閉鎖不全症の手術には、

弁を全摘出し人工の弁(機械弁または牛・豚の生体弁)

を埋め込む弁置換術と、

自分の弁を温存し悪い箇所を切り取り

縫い合わせる弁形成術があるそうです。

自分は医者じゃないので詳しくは分りませんが、

近年は後者の方の成功例が飛躍的に増え、

主流になっているそうです。

弁形成術においても、人工弁輪という

輪っか状の人工物を入れなければならないようですが。

自分の場合、弁が2枚ともダメになっていたので、

実際心臓を開けてみるまでどちらになるか分からず、

執刀してくださる先生に委ねるしかないということでした。

今まで大した病気にもならず、

平穏に生活してきたので、いざ手術と聞くと、

正直怖い思いでしたし実感も湧きませんでした。

なんで自分が手術なんてと、

逃げ出したい気持ちもありました。

でも逃げても治るものでもないし、

もう少し生きたいという気持ちがあったので

手術を受けることにしました。

今回自分は運良く優秀な先生に出会うことができ

手術は無事終わり、弁形成術で成功しました。

術後ICUで目が覚め、家族に再会した時の喜び、安心感。

そして先生や看護師の方々の

献身的な治療や看護を受けていると、

自分の周りにいる人たちへの

感謝の気持ちが溢れてきました。

そして自分はこの人達に生かされ、

改めて命をいただいたような気持になりました。

術後の経過は順調で、無事退院でき

現在は若干の肋骨の痛みと付き合いながら

普段の生活を送っています。

今回の手術で何か大きなものを学んだような、

人生観が少し変わったような、

そんな気がしています。

これからは、この命を大切に、

決して無駄にしないように、

健康に気を付けて

生きていこうと思います。

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